須佐神社

 
「風土記」や「延喜式」でも確認できる古社で、本殿は 1861 年(文久元年)建築の大社造りで県の文化財にも指定されています。
緑に囲まれた荘厳な雰囲気の境内には、悠久の時の重みを感じます。
社殿の後ろには樹齢 1300 年ほどと推定される大杉が、この地を守るかのように立っています。
幹周りは 6 メートル、樹高は 24 メートル余りのまれに見る巨木で、幹から大地へと這う見事な根には生命の源のような力強さを感じます。
1300 年もの長い間、ここに立ち、栄枯盛衰の歴史を見てきた大杉。
天を仰ぐように木を見上げると、その威厳に満ちた佇まいに圧倒されると同時に、悠久の時の重みが伝わってくるようです。
神々の国出雲でも指折りのパワースポットの一つです。
須佐之男の命 御魂鎮めの御社

『出雲国風土記』にも登場する須佐神社は、島根県中部を南北に流れる神戸川の支流、須佐川のほとりに鎮座します。
全国には須佐之男命ゆかりの神社が数多くありますが、ここは唯一須佐之男命の御魂を祀る神社で、祭神はほかに稲田比売命(いなたひめのみこと)、足摩槌命(あしなづちのみこと)、手摩槌命(てなづちのみこと)とヤマタノオロチ退治に登場する四神が祀られています。
ご利益は良縁・子孫繁栄・家内安全・諸障退散など。

山あいの田園風景の中に立つ小さな神社ですが、境内の中は不思議なパワーに満ち、日本一のパワースポットとテレビや雑誌で紹介され注目を集めています。

名称 須佐神社
所在地 出雲市佐田町須佐 730
問い合わせ先 TEL : 0853(84) 0605
(受付時間: 9 : 00 ~ 16 : 00 )